NEXT WEEKEND DATE

大きな声では言いづらいちょっとした悩みや、あえて近い存在のひとには話しにくい悩みは誰にでもあるもの…。

この連載では、みなさまから匿名で募集したお悩みに、NEXTWEEKEND編集長 村上萌が答えていきます。

今日ご紹介するのは、思い描いていた社会人生活とのギャップに悩んでいる相談者さんからのお悩みです。

萌さん初めまして。
社会人2年目の私は今、仕事のことで悩んでいます。
私は学生時代様々なことにチャレンジし「努力することでどんな自分にでもなれる」ということを感じ、自分という商品価値を高める面白さを学びました。
その思いを持ったまま大学4年間を突っ走り、奇跡的に第一志望の会社に就職しました。
男性が多い会社ですが給料、福利厚生など申し分なく「キャリアウーマンになって、仕事もプライベートも充実させて男性職員を部下にするくらい出世してやる!!!」と意気込んでいましたが、入社から1年半が経ち会社のいろいろな部分が見えてきました。
我が社は「仕事ができない人には簡単な仕事を与える、仕事ができる人には過大な仕事を与える、でも年功序列だから年齢に合わせてある程度の役職はつけますよ」という、仕事ができることがバカらしくなるような制度なのです。
また部長クラスになると週末や休日は取引先との接待(飲み会やゴルフなど)で仕事とプライベートはごちゃごちゃ。
入社前の「出世に対する意欲」を完全に失いました。
今の自分を学生時代の私が見たらなんて思うだろうと考えてしまいます。
また私の友人の中には副業や起業などを経験し、キラキラ輝く人々がたくさんいて、 負い目を感じています。
今の会社でのスキル向上には全く興味がなく、「私も学生の時のように自己成長していきたい!自分の価値を高めたい!何か資格を取ろうかな?私の強みって何だろう…」と次に進む準備をしたい!と本気で思っています。
私から見た萌さんは仕事もプライベートも充実している私の憧れの女性です。
もし萌さんが私の立場だったらどうしますか?是非教えて欲しいです。
また少しだけ起業というものに興味もあるのですが、起業するにあたり何の知識もありません。
萌さんは学生から一般企業の就職をせずに起業されたとのことですが、起業に関することは独学で勉強されたのですか?
寒くなってきましたがお体に気をつけてくださいね!
そしてずっと私の憧れの女性でいてください!!!
(24歳・女性・会社員)

こんにちは。

いよいよクリスマス間近ですね。

うちの会社は毎年クリスマスから冬季休暇としているので、なんと明日が最終出社日…!

ホリデー期間が長いのはいいのですが、その前がなんとも師走の凝縮のような日々で、結構怒涛の1週間で白目になりがちです。(自業自得)

さて、お悩みの投稿ありがとうございます!

今の自分の状況を客観的に見つめながら、悩まれているのが伝わって来ました。

ただ相談者さんの言葉の端々から滲み出る成長への意識を拝見するに、おそらく今24歳の相談者さんは、この後しばらくはどんな選択をしても「こんなはずじゃなかった…!」と、現実と理想の間のギャップに苦しみ、葛藤する気がします。

私もそうでした。

目の前にある全てを何かしらの糧にしたいし、今日より明日成長していたいと思う人間にとっては、思いと行動が一致しない新社会人時代は、恐らくもがいたり苦しくなることも多いんだと思います。

私の場合は、就職活動にも失敗してしまい(明るく元気な)ニートからのスタートでした。

「自分には何かあるはず」と、根拠もなく自分を信じてその選択をとりましたが、結局何もありませんでした。

大学生の時は、ちょっと何かに関わっているだけで「学生なのにすごいね」なんて言われていましたが、その肩書きがなくなると、ただの説明が長い(明るく元気な)ニートでした。
(もうニートの説明は外しますねw)

大学生じゃなくなって初めて、仕事情報誌に載っていないことで仕事を作って、誰かからお金をもらうことの難しさを実感しました。

その頃から「やりたいこと」の前に「できること」を増やそう、と考えを変え、社会人と出会うたびに、目の前の人の役に立てることを自分なり企画書に落とし込んで、プレゼンしていました。
(今考えるとただの暑苦しい学生上がりに、よく時間を作ってもらえていたなと思いますが…)

最初の頃は、ジャンル問わずに自分ができそうなことはなんでもやっていました。

その時自分が持っていた素材(若い/女性/住んでいる場所/学生時代の経験など、とにかく何でも…)を掛け合わせて、役立てることと説得力のあることを探して、企画に変える作業。

最初受注した金額は確か3ヶ月かかる仕事で20万ちょっととかでしたが、情報誌に載っていないことでお金をもらえることが嬉しくて、請求書を作った時の気持ちをよく覚えています。

それを1年半くらい続けているうちに、今の自分が社会に対して役に立てることはそんなに多くないということに気づき、自分の提案の落とし所にマイルールができてきました。

そこからは紆余曲折あって、ライフスタイルプロデューサーなんて名乗ってみたり色々ありましたが、結局は誰かの背中を楽しく後押しできる提案って?と考えた時に、今日でもなく3年後でもなく、次の週末という距離感がちょうどよく、自分のプロデュースコンセプトをNEXTWEEKENDと名付け、仲間ができ、メディア化して、今に至ります。

なので、最初からメディアを作って利益をこれくらい出して、と事業計画を立てていたというよりは、今自分が社会に対して役に立てることを模索しながら形を変えて会社ができました。

私の話がかなり長くなってしまいましたが、相談者さんは今すぐに会社を辞めないでいい、と私は思っています。

まずは今の状態で、会社の中の自分じゃなくなった時に自分ができることを探しみてる。

会社以外で、自分の思考と合う人たちとのコミュニティにちゃんと参加してみる。

そんな風に少しずつ新しいキーワードを探して、強みを作っていけばいいと思います。

それでどうしても起業したいと思うならすればいいし、転職してもいいと思いますが、もしかすると別のところでバランスをとることで、今の会社での働き方に希望が見出せることもあるかもしれません。

なんとなく相談者さんは、バランスをとりながら大企業にい続けるよりは思い切って環境を変えてしまうタイプなのかな?とは思いますが、実際、パラレルキャリアなどの方法で、サードプレイスのように新しい自分の居場所を作ることで、会社での仕事が格段に楽しくなったという方も沢山います。

副業や起業している友人がキラキラしていて負い目を感じてしまう、と書いてありますが、最初からキラキラしている副業なんてなく、社会での自分の価値を感じているからこそキラキラしているんだと思います。

どうか焦らずに、少しずつインプットとアウトプットを始めてみてください。

応援しています!

 

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