NEXT WEEKEND DATE

大きな声では言いづらいちょっとした悩みや、あえて近い存在のひとには話しにくい悩みは誰にでもあるもの…。

この連載では、みなさまから匿名で募集したお悩みに、NEXTWEEKEND編集長 村上萌が答えていきます。

今日ご紹介するのは、夫の転勤、子育て…と変化する環境の中でどう仕事をするべきか悩んでいる相談者さんからのお悩みです。

萌さんこんにちは!
いつもインスタ等でご家族との幸せそうな姿や、自分らしく仕事をされて輝いている萌さんを見て素敵な女性だな、と憧れています。
私は今主人の転勤で海外に住んでおり、もうすぐ1歳になる娘がいます。
こちらに来るときは急な辞令で、私自身フルタイムの仕事を辞めざるを得なかったため帯同には前向きになれませんでしたが、この3年間のうちにこちらでの楽しみを見つけたり、語学の勉強や一時期仕事もしてみたりと、自分なりに充実させてきました。
ですがもうすぐ帰国の時期で、帰国後に自分の仕事をどう選んでいいのか悩んでいます。
今後主人がいつどこに転勤になるか分からないので、リモートワークやフリーランスでどこででもできる仕事がいいかな(それはやりたいことというよりできそうことなのですが)、と思うときもあれば、いやいや自分の人生だし、やりたいこと最優先では?と思ったり。
はたまた、子どもが小さいし、家庭とのバランスが一番大事?(実家が遠方なので、お金を払って人のサポートを得るためにやはり働く必要がありそう)
…と、考えがまとまりません。
そもそも「絶対この仕事がしたい!」という強い希望が自分の中にないのが根本的な問題であるような気もしています。
旦那さまについていきながら、子育ても仕事も楽しまれている(きっと様々な努力等もされながらだと思うのですが)萌さんならどんなふうに考えられるのか、ぜひ教えていただけましたらうれしいです!
(32歳・女性・主婦)

こんにちは。

今、実は友達の結婚式で韓国に来ています。

花嫁さんが天井の方から降りて来たり、バージンロードがまるでステージだったり、誓いの言葉を遠くから大声で叫んだりと、色々と文化の違いに触れて楽しかったです。

(しかも、せっかくだしと娘と一緒にチマチョゴリをレンタルしようかと思っていたのですが、華々しい会場とは裏腹に、会場にはダウンジャケットを着たままの人とかキャップをかぶっている人とかが沢山いて、参列者が随分とカジュアルだったので、親族でもない私がチマチョゴリ着たら確実に浮いてたな…、危ない危ない!)

あ、余談が長くなりましたがお悩みの投稿ありがとうございます!

転勤が多い旦那さんと結婚した女性のお悩み、本当に多いんです。

バリバリ働いてキャリアを重ねている女性でも、旦那さんが転勤になると、ついていくか単身赴任のケースが多く、女性側についていくというパターンはまだあまりないですもんね。

女性の社会での活躍が進むほど、こういう悩みは増えていくんだろうなぁ。

私も明確なこたえを持っているわけじゃないんですが、相談者さんが「そもそも「絶対この仕事がしたい!」という強い希望が自分の中にないのが根本的な問題であるような気もしています。」と、書いてらっしゃるのが少し気になりました。

「絶対にこの仕事がしたい」なんて、なくてもいいと思うんです。

小学生の頃は、将来の仕事についての作文で「ケーキ屋さん」とか「お花屋さん」とか職業名を書いていましたが、大人になって分かったことの一つ、もはや仕事は生き方の一部です。

旦那さんの新天地で、運良く期間限定でもやりがいのある仕事で、子供との時間もとれるような職場が見つかればいいですが、また引っ越して悩むことを考えたら、もう少し視点を広くして「今どう生きたいか」と考えてみたらいいと思います。

リモートワーク、子供との時間、と挙げてらっしゃるキーワードに、これまでのキャリアとか、3年間暮らした海外での経験とか、子育てする中で気づいた視点とか、転勤妻としての視点とか…、そんな風にキーワードを足していけば、自分が今社会の中で在りたい姿がなんとなく見えてきませんか?

きっと3年前とは大きく違うはずです。

私は「起業した際の志を教えてください!」と言われると実は結構困るのですが、そもそも大学生の時からアスリートの夫と付き合っていて、夫が転勤(移籍)の多い仕事だということは分かっていたので、就活しながらも「どうしたらこの人と付き合いながら、追い追いは一緒に移動して、リセットしないで済む仕事ができるんだろう?」とずっと考えていました。

既存の会社の中に答えがなかったので、自分がその時社会に対して役に立てることを必死で考えてみた。それが私の起業の始まりでした。

最初の1年半くらいは本当に何でもやっていましたが、徐々に「できること」が増えて、それを「やりたいこと」に方向転換していった感じです。

なので、起業家としてのインタビューみたいなのを受けると、起業の時点で明確なビジョンがあったわけではなく、ひたすら自分の人生に貪欲だっただけなので少し困るのです。

(一応補足すると、最初こそ自分のことと目の前のことしか考えていませんでしたが、やっていくうちに、自分の仕事の先に喜んでくれる人がいることを知り、もっとこうしてみたいと野心が湧き、同時に、自分以外の社員が増えてからは「楽しそう!やりたい!」だけで仕事することはなくなりましたが、仕事する上で、沢山の違う楽しみを見出せることができました。)

と、私の場合そんな風にして、その時点でのキーワードを全てかき集めて、自分なりに模索した結果が今の生き方に繋がっているので、「この仕事がしたい!」なんてのは、その都度あったとしてもどんどんアップデートされている気がします。

なんだかフリーランスを勧めるような流れになってしまいましたが、私なら、

1.まずは自分のキーワードを集めてみる。

2.それが社会に対して役に立つ形にするには?と自己分析してみる。

3.いくつか出していく中で一番楽しそうと思うものを、小出しで社会にアウトプットしてみる。
(インスタでもnoteでもなんでも)大事なのは小出しにするということ。

みんな準備が整ったら、とか思いすぎて結局発表せず終わるのです。

4.反応を見ながら調整していく。

5.3と4の繰り返しで生きる。

それだけでも結構今の悩みからは別のフェーズに行く気がします。

今韓国にいるのでこの国の話をすると、私の知り合いで韓国が好きすぎて、韓国に行くたびに更新していたカフェ情報をブログやインスタでしっかりメディアにしていき、今では月の半分以上を韓国で暮らしながら、コーディネーターの仕事や本の執筆などをしている人がいます。

ハワイにも高知にも札幌にもそういう知り合いがいます。

仕事をするというのは「自分がこう暮らしたい」と思う生き方を、人の役に立つ形に変えること。

それが企業で叶えられるなら就職すればいいし、フリーランスの方がやりやすいならそうすればいい。

それでいいんだと思います。

まずは考え方を「やりたい仕事を見つけなくちゃ」ではなく、どう暮らしたいかから考えると、意外と悩みはシンプルになるかもしれません!

応援しています。おやすみなさい!(今は夜です。時差ないの、いいですよね!)

 

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