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生まれ故郷、今住んでいる場所、ゆかりのある土地…
それぞれの人目線で、様々なお国の魅力を
紹介していく記事リレー「お国じまん」。

編集部の中で最後のバトンを受け取りました
イベントプランナーのやすよです。

私は札幌で産まれ、幼稚園を埼玉県川口市で過ごし
小学校から東京都板橋区に移り住みました。

高校、大学時代はほぼ寝るためだけに実家に帰り
そして社会人から一人暮らしを始めたので、
板橋区の思い出は、走り回って泥んこになったり
土手で寝転んで友達とお喋りしたことくらい。

皆さんも「板橋区ってどこ?何かあったっけ?」
なんて思っている方も多いのではないかと思います。

でも大人になった今、
改めてこの土地を振り返ってみると
「なんだ、コンテンツだらけじゃん!」
と発見が止まりませんでした。

今日はそんな板橋区のおすすめスポットを
ご紹介したいと思います。


▲板橋区の名の所以となった、その名も「板橋」!(そのまんま…)
最初にお伝えしておくと、
板橋区はとにかく自然が豊か。

土の上で遊んだり、
ピクニックやバーベキューをしたり
季節の花や木々をちゃんと楽しめます。

そんな、東京23区ながら
マイナスイオンを感じられるスポット「板橋区」。
皆さんのお出かけ先の参考になれば嬉しいです。

 

自然を満喫できる、板橋十景

この企画がきっかけで調べて知ったのですが 笑
板橋区には「板橋十景」という
自然・名所・旧跡を楽しむ
おすすめルートが制定されています。

巨大な大仏様がいらっしゃる乗蓮寺や
毎年迫力満点な、いたばし花火大会など
地元民から見ると「確かに!」という
スポットが制定されています。

そんな中でも、私の実家の最寄駅である
都営三田線「高島平」駅を拠点とした
「板橋十景」のうち3つをご紹介します。


▲「高島平」駅。
なぜか柱が人の顔になっているのが、地味に好きなポイントです

 

高島平団地とけやき並木

まず高島平駅西口からすぐに
そびえ立つのが有名な「高島平団地」。

建設当時は東洋一と言われたほど、
ひたすら団地が続いています。

とまあ、高島平と言えば「団地」と言われるほど
切っても切れない関係なので、ご紹介程度に。

そして団地と共に道なりに広がるのが、けやき並木。

住んでいた頃はただ自転車で爆走していましたが
通るだけでマイナスイオンを感じられるほど
素晴らしい木々が立ち並んでいます。

散歩道がしっかり備わっているので
秋の気持ちいい陽気の日に
のんびり歩くのがおすすめです。

赤塚公園

板橋十景では「赤塚溜池公園 周辺」が
ランクインしているのですが
先ほどご紹介した高島平駅から二駅先まで
自然豊かな「赤塚公園」が広がっています。

もはやこの周辺の公園らしき公園は
全て「赤塚公園」。
その数はもう数え切れません。

「もののけ姫の世界なのかな?」と思うくらい
生い茂る自然の中、森林浴を楽しむことができます。
(ちなみに小さい頃は「平成狸合戦ぽんぽこ」の舞台が
ここ赤塚公園だと勝手に信じてワクワクしていました)

赤塚公園には、芝生広場はもちろん
テニスコート、野球場、ランニングコースや
バーベキュー広場、噴水広場(夏は水浴びできます)
そしてあちこちにベンチが設置されていて、

季節ごとの陽気を楽しみながら
ピクニックすることができるので
コーヒーとサンドイッチをお供に
散歩するのがおすすめです。

田遊び

その昔広大な水田地帯だった
板橋区の徳丸・赤塚地域。

思えば、小学生の頃は周囲が田んぼだらけで
小学校では稲作が体験授業の一つでした。

ここでは、神社のお祭りが
欠かせない行事の一つです。

その年の五穀豊穣と子孫繁栄を
祈って行われる「板橋の田遊び」は
徳丸北野神社・赤塚諏訪神社ともに
国の重要無形民俗文化財に指定されています。

私も小学生の頃
徳丸北野神社のお祭りに参加し
お神輿の前を歩く4人の神子(?)役として
抜擢されたのはとてもいい思い出です。

ちなみに徳丸北野神社は、学問の神様。
お子さんの成長祈願と、受験祈願には
ぜひおすすめしたいです。

 

コンセプトが専門的すぎる、
ぶらりスポット

水車公園

都内とは思えないほどの奥ゆかしい小道と自然、
そして昔の人々の暮らし方を体感できる「水車公園」。

大きな水車や農作に使った道具、
炭焼き窯などが設置されています。


▲ここでよく鬼ごっこをしていたものですが、実は意義ある場所だったのですね…

訪れるだけでなんだか心が落ち着く
不思議な癒しスポットです。

 

熱帯環境博物館

板橋区には、万葉集にて詠まれた植物の
展示で有名な「赤塚植物園」、
プラネタリウムを楽しめる「教育科学館」、
ゲーム機のレンタルも可能な「駄菓子屋ゲーム博物館」
など、謎めいた専門性のある見所が満載です。

そんな中でも、私がおすすめしたいのは
「熱帯環境博物館」!

南国へ旅行に行くと目にするような
椰子の木やらプルメリアやら
バナナなどの王道はもちろん、
「これってこんな名前だったのか!」
なんて発見のある植物に出会えます。

大人になった今改めて訪れてみると
木々や花の種類が豊富すぎて
ひとつずつ観察するのが楽しくて仕方ありません。

子供用の施設かもしれませんが
大人こそ楽しく、「もっと植物に詳しくなりたい」
なんて野心を掻き立たせてくれるスポットです。

 

地元民の御用達、
おすすめの名店3選

わいん酒工房 とだや

美味しいワインが本当にお手頃価格で手に入るのが
「わいん酒工房 とだや」。

ご夫婦で営むこちらの酒屋さんは
創業50年以上の
地元の人々に愛され続けるお店です。

我が家も足繁く通い続けていて
誕生日やお祝い、初任給でのプレゼントも
とだやさんにお世話になりました。
(取材に行った日は母と私、ご夫婦でなんと1.5時間も立ち話を…!)

気分やシーンを伝えると
フランスワイン・コンセイエの奥様が
美味しく手頃なワインをセレクトしてくれます。
(話せば話すほど裏から秘蔵のワインが登場します 笑)

ワインの勉強会も月ごとに開催しているので
ぜひ一度は訪れてほしいなあと思います。

爽風庵 槇

趣のある店構えの蕎麦屋、「爽風庵 槇」。

茅葺き屋根に引き戸と
大人の好奇心をくすぐるこちらのお店は
いなりの中に酢でしめた蕎麦が入った
そばいなりが有名です。

天ぷらも美味しくて有名なので、
この日は食欲に負け
ざる蕎麦にプラスして天丼を注文。

板橋区有形文化財に指定されている
江戸時代の古民家「旧粕谷家住宅」の
敷地内に佇むこのお店、
庭から見える景色は風情たっぷり。

蕎麦はもちろん美味しいのですが
この雰囲気で食べるからこそ
より美味しい、隠れた名店です。

 

前野原温泉 さやの湯処

都内にいながら、質の高い
にごり湯の天然温泉を楽しめる
「前野原温泉 さやの湯処」。

露天風呂がとても広く
寝転び湯や壺湯、サウナなどなど
ゆっくり時間をかけて楽しめる温泉です。

特におすすめなのは、
小さな洞窟のような蒸し風呂「薬草蒸風炉」。

薬草を蒸した蒸気で香りと薬効を楽しめるのですが
ポイントは、入り口に設置された塩の壺。

入ってすぐに塩をたっぷり手に取って
全身によく擦り込むと…
驚くほどに汗がたっぷり出てきて
デトックス効果が目覚ましいのです。

とにかく心地よく、たっぷり汗をかけるので
全身の美肌効果や冷え性対策に抜群です。

そしてお湯から上がったら
風情ある日本庭園を前に休憩したり
充実したお食事処でお腹を満たしたりと
最後までゆっくり過ごせるところも嬉しいポイント。

温泉なので、中まで撮影することが出来ず
その充実さを伝えられないので…
ぜひ日頃の疲れを癒しに、足を運んでみてください。

 

ということで
自然と歴史的景観が入り混じる
板橋区の意外な底力、いかがでしたでしょうか。

振り返ってみれば、
板橋区の自然の中で道具なしに遊んだり
近所の博物館にふらっと入ったり
昔の人々の知恵を知らぬ間に学んでいたりしたことが

今、こうして私がイベントプランナーとして
イベントごとにテーマを探求したり
手元にあるもので何かを作ったり
専門知識を拾い続けたりする
仕事の仕方に影響しているのかなあと思います。

何か専門性を高めてほしい
伸びやかに育ってほしい
というお子様をお持ちの方、
板橋区での子育てはぜひおすすめしたい!笑

都内にいながらにして
季節を間近に感じられる場所「板橋区」。

ぜひマイナスイオンを感じに
そして家族で住まう街の参考に
一度訪ねていただけたら嬉しいです。