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お店で食べるイメージの担々麺、実はおうちでも本格的な味が作れます。

今回作るのは丸ごとトマトの担々麺。

ピリ辛で濃厚なスープとさっぱりとした丸ごとトマトが、相性抜群!

難しそうな印象のスープも、材料をそろえてポイントを押さえた調理をすれば、失敗なし。
スープまで飲み干したくなる美味しさです♩

ぜひ作ってみて下さいね。

 

丸ごとトマトの濃厚坦々麺

材料(2人分)

・中華麺(生麺)…200g
・ひき肉(牛と豚の合挽き)…150g
・しょうが…5g
・にんにく…5g
・トマト…2個
・水…350ml
・鶏がらスープの素(今回はホタテの貝柱を使用)…小さじ1
・無塩トマトジュース…150ml
・無調整豆乳(または牛乳)…300ml
・白練りごま…大さじ2
・塩…お好みで
・ごま油…大さじ1
・塩こしょう…少々
【A】
・豆板醤…大さじ1
・甜麺醤 …小さじ2
・味噌…大さじ1
・醤油…小さじ1
【トッピング】
・白ごま…ひとつまみ
・ラー油…お好みで
・長ねぎ(白い部分)…1/4本
・チンゲン菜…1把

作り方

1.長ねぎを白髪ねぎに。
あらかじめ下茹でしておいたチンゲン菜を細かく刻みます。

2.湯むきトマトを作ります。
小鍋にお湯を沸かし、ヘタを下にして十文字に浅く切れ込みを入れたトマトを沸騰しているお湯の中に入れます。
30秒ほどすると皮が剥てくるので、氷水のなかに移します。
10分ほど冷やすと皮が簡単に剥けますよ。

3.ひき肉には塩こしょうをふっておきます。
ごま油をひいたフライパンに、しょうがとにんにくを入れ、弱火で香りを出したらひき肉を入れて中火で炒めます。

4.よく炒めたら、【A】を入れてさらに炒めます。
炒めたひき肉はトッピング用に半分別皿に移しておきます。
(ひき肉は脂が出るまでしっかり炒めると、旨味がより出ます。)

5.【4】に、水、ホタテの貝柱、トマトジュースを加えて弱火で10分煮込み、白練りごまと豆乳を加えて軽く温めたら火を止めます。

6.別の鍋でお湯をたっぷり沸かして、麺をかために茹でます。

7.器に【6】の麺と、【5】のスープを入れて、トマト、チンゲン菜、トッピング用に残しておいたひき肉、白髪ねぎを飾ります。最後にごまとラー油を回しかけて完成!

トマトを崩しながらよく混ぜて食べると美味しいですよ。

 

調理のポイント

ひき肉は合挽き肉を使うことで旨味の油がよく出て、濃厚なスープとよく合います。

また、ひき肉をよく炒めることで旨味がしっかり出て、本格的な味わいに近付きます。

フライパンで炒める際には、焦げないように気を付けながら、中火でしっかり炒めてください。

ひき肉に火が通っていない状態で味付けをすると生臭さが残ってしまいます。

また、作り方【3】で、にんにくとしょうがは香りを油に移すためにしっかり加熱をしてくださいね。

 

嬉しい栄養ポイント

トマトのリコピンはカロチノイドという色素の一種で、抗酸化作用を高められるということで注目されています。

リコピンは、前回の記事にも書いたように、加熱調理に強いオイルと一緒に摂取することで吸収率がアップします。

なので、今回のように加熱をしてオイルと一緒に食べられる坦々麺はおすすめです。

付け合わせのチンゲン菜は、βカロテンやカルシウムを含む食材。

美肌にも効果的と言われるβカロテンは、オイルと合わせたり大豆製品のタンパク質と合わせることで吸収率がアップします。

豆乳のタンパク質はトマトの酸で固まるので、出来上がったら熱いうちに食べることがおいしさを損なわないポイントです。

「辛い…だけどくせになる。」

そんなピリ辛であとを引く美味しさのトマト担々麺、ぜひ作ってみてくださいね。

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