NEXT WEEKEND DATE

大きな声では言いづらいちょっとした悩みや、あえて近い存在のひとには話しにくい悩みは誰にでもあるもの…。

この連載では、みなさまから匿名で募集したお悩みに、NEXTWEEKEND編集長 村上萌が答えていきます。

今日ご紹介するのは、仕事はできるけど、気が強い女性上司との付き合い方に悩んでいる相談者さんからのお悩みです。

萌さん、こんにちは。
いつもNEXTWEEKENDの記事をみて楽しい気持ちになったりほっこりしています。
私は大学卒業後社会人になって3年目なのですが、働きながらいろんな人と接していると、女性って気が強い人が多いなあと思います。
特に30代女性の方は、仕事もできるし、自分の意見がはっきりしてるのでより一層きつく思えてしまいます。
私は直接きつく言われたりはしないのですが、細かいことを気にする性格上、その人が放つ空気感だったり職場の雰囲気に疲れてしまいます。
教育関係の職場なので、もちろんゆるゆるな空気感だったらそれはそれでダメだと思うのですが、何でそんなに自分が正しい!という空気感を放つんだろう、なんでそんなに自信があるんだろう、なんで最初から決めつけるんだろう、別の場合も考えられるのにな、といちいち考えてしまいます。
私が気にしすぎなのがダメなのですが、そんな方に対してどんな考えを持てばもっと気持ちは楽になりますか?お答え頂けると嬉しいです。
(24歳・女性・会社員)

札幌にもようやく夏が来て(遅い…。)今日は張り切って太陽を謳歌してきました。

味覚狩りは散々して来ましたが、人生初めてのラベンダー狩り(刈り)をして、途中で眠くなるほどリラックス効果がありました…笑。

そして、お悩みの投稿ありがとうございます。

なんだか、社会人3年目の相談者さんのお悩みは勝手に耳が痛いです…。

私もなるべく気をつけているつもりですが、おそらく段々きつくなっている気がするし、自分の中で「こうした方がいいのに」と、これまでの経験論で誰かに対して物を言うことも増えている気がします。

年配の女性に対して、相談者さんと同じように感じていた時期もあったのに、今自分が少しずつ歳を重ねて、少なからず強い方の女性に心当たりがあるということは、やっぱり女性は20代から30代の10年で、周りからの見られ方も自分自身も、結構変わるんですよね。

別に強くなりたいわけじゃないのに(これ切実)気づけば若い子の言語も分からなくなってきて
(あれ、なんだかこれ悲しい表現ですね笑。卍とか、そういうやつです。いや、でもその分覚えた大人の言葉だってありますよ…!)、そんな事実を「あ、歳を重ねるってこういう感じね」と客観的に感じつつ、若さで許されていた部分を失うと同時に、一生懸命努力を重ねていくと…、段々と自分の中での「答え(正論)」が生まれていく。

正論を押し付けたいわけじゃないけど、自分が努力しているほど、「なんでそこ、そうなっちゃうの?」と、できない人へ強く当たってしまうのかもしれません。

そんな人を、相談者さんの立場から変えることは、おそらく難しいと思います。

だからこそ自分の心持ちを変える、という今の相談者さんの解決法が一番良いような気がします。

まず、その人のことを「可愛い」と思ってみてはいかがでしょうか…。

極端かもしれませんが、その人も一人の女性です。

スターウォーズで、ダース・ベイダーが圧倒的な悪に感じていたのに、昔は小さな少年アナキンだったエピソードを見たら、ダース・ベイダーを見る時の気持ちが変わったように(観てなかったらすみません…)「あぁ、そっか。この上司の同期たちがこういう感じだからこの人はこういう心になったのかな」とか、「あぁ、そうか。小さな頃にそんなことがあったのか…」とか。

その人を知ると、なぜ今そういう言葉を選ぶのか、そういう雰囲気を醸し出すのか、なんとなく自分の中で分析できて、もしかすると今よりも疲れなくなるかもしれません。

そのためには、相談者さんが今は苦手なその女性上司に少し興味を持たなくてはいけないので、辛い作業かもしれませんが、結果的に心が楽になる可能性も秘めていると思います。

私は結構そうやって人のことを観察する習慣があって、たとえば渋谷のセンター街とかで、すごく威張っているチャラいお兄さんとかがいたら、その人が新生児だった頃を想像して「ふ、可愛かったな」と心を静めたり笑、取引先に苦手なジャンルの方が登場したりすると、避けずにコミュニケーションをとって、昔の部活の話を聞き出したりして、「よく乗り越えましたね」なんて会話して、相手を好きになろうとしています。

もちろん、心を閉ざすのが得意な人は、「職場にそんな人がいても、無視して自分のペースで仕事をすればよいです」と言うかもしれませんが、私はやっぱり、せっかくならちょっとでもその人のことを好きになれれば自分も少しは楽しいかな、と思ってしまいます。

誰かの結婚式に出ると、ご両親や昔の友達に囲まれているその人を見て、もっと好きになったりしませんか?

そんな感じです。それを一人で勝手にやる感じです。

相談者さんがそうやってちょっと距離を近づけることで、もしかしたらダース・ベイダーになってしまった上司の女性も、ちょっと柔らかくなることだってあるかもしれません。

私も昔は、全部自分でやらなくちゃ気が済まない時期がありましたが、今は一周して、みんなに任せながらやると、なんて良いものができるんだ…!

と、日々感動しながら、自分の未熟さを実感しています。

人は自分の力では変えられませんが、自分が変われば環境が変わって、そしていつしか周りの人が変わっていくということは十分にあり得ます!

いや、でも私も、上司のかたと同じ30代ということで、やっぱり雰囲気を作ってしまうことが多々あると思うので、なるべく人前で部下を注意しないようにしたり、威圧的なオーラを出さないようにしたり、気をつけていこうと改めて思いました。

最後に、きっといつか相談者さんも歳を重ねて「あ、あの上司があの時こういう言葉を言ったのは、こういう気持ちだったのね!」と、共感できる部分が、少なからずあるかもしれません。

そんな日のためにも、今は色んな女性の人生を意識的に愛を持って観察しながら、いつか自分が素敵な大人になるための肥やしにしてください。

良い職場環境になりますように。

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