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金曜日の夜。
飲み会もいいけれど、たまにはひとり映画という予定を入れてみませんか。

毎日に小さな好奇心を #よりみち日記」がテーマの今月は、大人の好奇心をかきたてるミュージカル映画をご紹介します。

 

雨に唄えば


ちょっぴり憂鬱な雨の日の夜に

サイレント映画全盛の時代、ドル箱の映画スターだった俳優ドンと大女優リナ。
ハリウッドにトーキー映画の波が押し寄せてきたことから、映画会社は作りかけだったドンとリナのサイレント映画を無理やりトーキーにすることに決定したものの、リナは致命的な悪声の持ち主で……、というストーリー。

この作品は子どもの頃、家族で何回も観ていて(「サウンド・オブ・ミュージック」や「ブルース・ブラザーズ」など、なぜかミュージカル映画をよく観る家庭でした)、当時ストーリーは全くよく分かっていなかったけれど、どしゃぶりの雨の中、傘を片手に楽しそうに歌って踊る主人公ジーン・ケリーの姿がとても印象的で、大人になっても雨でちょっと気分がどんよりする日に、思わず観てしまう作品です。

そしてこの作品が作られたのは1952年!
CGなど特殊技術なんてもちろんない、ごまかしの効かないこの時代のミュージカル映画のダンス、歌、美術セット、衣装の質の高さには観るたびに圧倒されてしまいます。

『雨に唄えば』
監督/ジーン・ケリー、スタンリー・ドーネン
出演/ジーン・ケリー、デビー・レイノルズ、ドナルド・オコナー
DVD\1,429+税、Blu-ray製作60周年記念リマスター版 \2,381+税
発売・販売元/ワーナー・ブラザース ホームエンターテイメント
©1952 Turner Entertainment Co. All rights reserved.

 

「モテキ」

パーッと気分を上げたいとき

お金もなく恋人もいない主人公の藤本幸世に、ある日突然4人の女の子たちとの恋のチャンスが舞い込んだ“モテキ”から1年後。
再び新たな女の子たちが幸世の前に現れて、“セカンド・モテキ”が始まろうとする……、というストーリー。

厳密にはミュージカル映画というわけではないと思うのですが、森山未來演じる幸世が、幸せいっぱいで天にも昇る気持ちのときにPerfumeと一緒に「Baby cruising Love」に合わせて踊りだすシーンが素晴らしいので、今回選ばせていただきました。(ちなみにこのシーンは以前このコラムでご紹介させていただいた『(500)日のサマー』が元ネタらしいので、両方観るとより一層楽しめるはず!)

ストーリーはちょっぴり釈然としないところもあるのですが、とにかく長澤まさみが可愛いすぎるし(衣装もぴったり!)、カラオケ風に歌詞が字幕っぽく出たりと映像的にもおもしろくて、サブカル好きな人じゃなくても楽しめる要素満載なので、ちょっと元気がほしいな、という夜にぜひ観ていただきたい作品です。

「モテキ」好評発売中
監督/大根仁
出演/森山未來、長澤まさみ、麻生久美子、仲里依紗、真木よう子
発売元:テレビ東京・電通
販売元:東宝

 

ラ・ラ・ランド

甘く切ない恋物語に浸りたいとき

女優を目指しながら映画スタジオのカフェで働くミアと、いつか自分の店を持って大好きなジャズを思う存分演奏したいと夢見るピアニストのセブ。
二人はやがて恋に落ちて互いの夢を応援しあうものの、セブが店の資金作りのために入ったバンドが成功したことから、二人の心は徐々にすれ違いはじめて……というストーリー。

世界的な大ヒット映画なので改めてご紹介するまでもないかも、と思ったのですが、ミュージカル映画といったらやっぱり外せなくて、最後に入れさせていただきました。(デイミアン・チャゼル監督が1985年生まれの32歳というところも衝撃的……!)
過去を引きずるわけではないけれど、ミアとセブの二人の思い出が走馬灯のように駆け巡る、あの圧巻のラストシーンを観ると、“もしあのとき別れていなければ、今頃どうなっていたんだろう”とつい考えてしまう人も多いのではないでしょうか?
ミュージカルというある意味非現実的な作りながら、恋愛模様がリアルなところも、この作品が多くの人を惹き付ける要素のひとつなんじゃないかなと思います。
切ないけれど観終わったあとは爽快な気分になる、これからも繰り返し観たい作品です。

『ラ・ラ・ランド』
監督/デイミアン・チャゼル
出演/ライアン・ゴズリング、エマ・ストーン
DVD¥3,800+税、Blu-ray¥4,800+税
発売元/ギャガ
販売元/ポニーキャニオン
© 2017 Summit Entertainment, LLC. All Rights Reserved.

 

おまけ:ひとり映画のお供にしたい、大人味のスナック

たまにはスナック菓子とお酒を片手に映画を観る時間だって、大人の女性にはきっと必要なはず……!

そんな大人の夜ふかしにぴったりなスナックを見つけました。

“最高のフレンチフライ”を追及するフレンチフライ専門店「AND THE FRIET」の『ドライフリット』はサクサクした食感としっかりした芋感がやみつきでお酒にもぴったり。
ぜひ一度食べてみてほしいです。

センスのいいパッケージは、平林奈緒美さんがアートディレクション。
ちょっとした手土産にもおすすめです。

ドライフリット
(左から)黒トリュフソルト、ハーブゴルゴンゾーラ、プレミアムソルト
各\450(税込)/AND THE FRIET