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秋の夜長は本に没頭するのに最適な季節です。
今月は夜更かし必至の3冊をご紹介します。

教えてくれるのは、移動式本屋「BOOK TRUCK」の三田修平さん。
夜のたのしみかた #大人のよふかし」にぴったりな3冊、ぜひチェックしてみてくださいね。

 

季刊 真夜中 No.1

2008年にリトルモアより創刊された雑誌『真夜中』は、まさに秋の夜長に読むのにぴったりの雑誌です。
この雑誌のテーマは「文芸、写真、絵、デザインと、ジャンルにとらわれず、人間の想像力、表現力のすばらしさと自由、現実に抗う力、そして自分と自分をとりまく世界を変えようとする意志」。

最近では僕たちを取り巻く状況は混迷の一途を辿っていますが、雑誌の1ページ1ページから人間の創造力と想像力が放つ底知れぬパワーを感じ、「やっぱりこの世界は面白い!」と思わせてくれます。
服部一成さんによるアートディレクションも冴え渡っていて、パラパラ眺めて目にも楽しい雑誌です。

Standart Japan #3

美味しいお酒を長い夜のお供にするのも良いですが、静かな夜をしっとりと楽しむためにはコーヒーも捨てがたいですね。
こちらはスペシャリティコーヒーの文化を美しい写真とともに伝えるインディペンデントマガジン。

どこどこのコーヒーが美味しい、どこどこに新しいお店ができたというガイドブック的なものとは一線を画し、コーヒー業界の裏側、バリスタのキャリアパス、新しいコーヒーの抽出方法など、コーヒー文化を独自の視点で掘り下げた記事は読み応え十分!
普段飲んでいるコーヒーへの関心もグッと高まりそうですね。

ボクたちはみんな大人になれなかった

なんだか寝付けない夜、ふと昔のことを思い出したりしませんか。本書は、Twitterでのつぶやきから人気に火がついた「燃え殻」さんが初めて執筆した小説で、糸井重里さん、吉岡里帆さん、会田誠さん、堀江貴文さんなど、各界の著名人がこぞって絶賛している異色のラブストーリー。

かつて「自分よりも好きになってしまった人」を偶然フェイスブックで見つけ、誤って「友達申請」を送信してしまうという冒頭部分から一気に引き込まれます。
過去に身を焦がすような恋をし、ちゃんと消したはずのその火がまだ胸の奥底にくすぶっている方にぜひ読んでいただきたい一冊です。

 

BOOK TRUCK 10月の出店情報
その都度品揃えや形態が変わるフレキシブルな移動本屋「BOOK TRUCK」。
ここでご紹介した本をはじめ、新刊書、古書、洋書、リトルプレスなど幅広い本が並びます。
大切にしたい一冊との出会いがありますように!
10/5(木)〜8(日)  燕三条 工場の祭典(新潟県)
10/15(日)  立教大学校友会「ホームカミングデー」(池袋)
10/21(土) 10/22(日) 丸の内ストリートマーケット(丸の内)
10/24(火) 10/25(水)  AUTUMN TERRACE 2017(新宿)
10/28(土) 虎ノ門に出店予定
10/29(日) くらしのmoto市(町田市)