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普段と何か違うことをしてみたいけれど、何をしたら良いか案外難しいもの…。
そんな今月は、日常にちょっと新しいインスピレーションをくれるおすすめの本たちをご紹介します。

教えてくれるのは、移動式本屋「BOOK TRUCK」の三田修平さん。
いつもとちょっと違うこと #背伸びの日」にぴったりな3冊、ぜひチェックしてみてくださいね。

 

アメリカ南部の家庭料理

料理するのは好きだけど、結局いつも同じような料理ばかり作ってしまうという方にオススメしたいのがこちら。
本書は「料理本のアカデミー賞」と言われている「グルマン世界料理本大賞」で準グランプリを受賞している、非常に由緒正しい料理本で、その名の通りアメリカ南部の料理ばかりを集めたレシピ本です。

フライドチキンやマカロニ&チーズなど、家庭で作る方は少ないかもしれませんが実は日本人の食卓にしっくりハマる料理が多いのが特長!
なかなか手に入れづらい調味料は、代用品も明記されていたりと、痒いところに手が届くナイスな料理本です。

 

 ティファニーで朝食を

普段は国内文学ばかりを読んでいる方、たまには海外文学などに手を伸ばしてみてはいかがでしょうか。
あまり海外の作品になれていない方には、通好みの作品よりは、やはり大ネタからチャレンジするのがオススメです。

「ティファニーで朝食を」は言わずと知れた不朽の名作ですが、こちらは日本を代表する国民的作家の村上春樹が翻訳した新訳版(といってももう10年近く前ですが)。
ヘップバーンのイメージが強い映画版とはかなり雰囲気が異なり、原作のヒロインはもっと自由奔放で不思議な魅力のある女性です。きっと今の若者も彼女が好きなるはず!
ハードカバー版は鮮やかなティファニーブルーの装丁で、読み終わった後は部屋に飾っておいても素敵ですね。

 

 ぼくは猟師になった

いくら変わらない日常にモヤモヤを抱えていたとしても、「そうだ、猟師になろう!」とはなかなかならないと思いますが、本書を読むと俄然猟師への興味が湧いてきますよ。
猟師というと鉄砲を抱えた山男みたいな人を想像してしまいそうですが、著者の千松さんは様々な罠を駆使して獲物を捕らえる「ワナ猟師」。
野生動物との高度な駆け引きは読んでいてとてもスリリングです。

読み物として面白いのはもちろんですが、いかに自分が自然の一部として生かされているかを教えてくれる良書。
根強いジビエブームのなか、動物の命をいただくとはどういうことかを考え直すきっかけにもなりますね。
なかなか知ることのない猟師のライフスタイルに触れることができる良書です。

 

BOOK TRUCK 9月の出店情報
その都度品揃えや形態が変わるフレキシブルな移動本屋「BOOK TRUCK」。
ここでご紹介した本をはじめ、新刊書、古書、洋書、リトルプレスなど幅広い本が並びます。
9/2(土)  THE GREENMARKET SUMIDA (墨田区)
9/3(日)  ヒルサイドマーケット (代官山)
9/16(土) 9/17(日) nest marche (池袋)
9/23(土) 9/24(日)  Tokyo Coffee Festival 2017 autumn (表参道)