NEXT WEEKEND DATE

大きな声では言いづらいちょっとした悩みや、あえて近い存在のひとには話しにくい悩みは誰にでもあるもの…。

この連載では、みなさまから匿名で募集したお悩みに、NEXTWEEKEND編集長 村上萌が答えていきます。

今日ご紹介するのは、30歳になり何かに熱中する元気がなくなってしまった相談者さんからのお悩みです。


今まで色々なことにチャレンジしてきました。
週末・毎日を楽しもう!と芝生の上でのヨガだったり、誘われて行ったボルダリング、山登り、映画をみたり…。
ハマりはしなくても楽しめていたのに、最近めっきり何かをしよう!という気持ちがなくなってしまい、週末をだらだら過ごしています。
もう30だし、今更。と自分を冷静に俯瞰的にみて、熱中することがないように思います。
こんな悶々とした日々は、萌さんにはあると思えませんが、何か喝を入れて欲しいです。
(29歳・女性)

会う人会う人に言ってますが、本当に「暑いですね」…。
今から8月だと思うと想像もつきませんが、しっかり乗り越えましょう…!

そしてお悩みのご投稿ありがとうございます。

実は今回、今まではあったのに現在は熱中できることがない、やる気が起きないなど、同じようなお悩みがとても多い回でした。
暑いからかな…。なんてそんな簡単な問題じゃないですね、すみません。

ただ、安心してください。自分だけではないので!

そんなやる気問題ですが、30歳前後になると一回そういうタイミングがある方が多いのかもしれませんね。

社会人になって約10年近く経って、「何もかもが新しかったキラキラ期」や「自分にちょっと投資してみる酔いしれる期」などを経て(勝手に今名付けただけです)なんとなく大体知っているような気持ちになってしまって、やる気がなくなってしまうという周期…。

あってもおかしくないと思います。

私も前は雑誌などを見て知らないことが載ってると「世界は広い!」と興奮して、いつだって知らないことを知りたくてワクワクしていましたが、今は自分の知っている範囲で想像してしまって「こういう感じかな?」と勝手に判断してしまうことも増えたような気がします。

ただ、ここからがプロの見せ所だと思ってます。笑。

なんのプロか…。そう、大人としてのプロです!

これまでは小さな子供と同じで、相談者さんのおっしゃる芝生の上のヨガやボルダリングは、とにかく新しかったんです。
受け身でいても「こんな自分初めて」と、なんでも楽しめたはず。

でもここからは、受け身では楽しめません。

常に物事に能動的な好奇心を持って、自分の興味の切り口を探し、それを深掘りしていかなければ楽しめないと思うのです。

そう、今回のお悩み募集で多かった「熱中できない」「やる気が起きない」という問題そのものは、特別なことでも悪いことでもありません。

受け身でいられる時期が終わっただけです。
これ自体を悩む必要はないのです。

ここから先の人生を楽しむためには、好奇心を絶やさない努力が必要なんだと思います。

そのためには、自分はまだまだ知らないことがあるということを常に自覚することが重要なはずです。

なんでも知っているような気持ちになって「どうせこんなもんでしょ」と、やる前から上から目線でいてしまうと、やる気も熱意も湧いてきません。

それを自覚できるように、やっぱり色々な人やものに自分自身を出会わせてあげることは最低限必要です。

インプットあってこそのアウトプット。
今の自分を抜け出したいのであれば、これまでとはちょっと違う切り口でアンテナをしっかり張って、そして、受け身で熱意が湧くのを待たずに、「どうして?」「どうやったらもっと良くなるかな?」「自分には何ができる?」と、一歩深いところに興味を持てる自分でいられるようにするのがお勧めです。

それを繰り返していくうちに、きっと以前とは違う自分の興味が見つかっていくはずです。
そして、それこそが大人のプロなのでは…!と思っています。

私自身もまだその過程ではありますが、受け身でいると楽しめることがなくなってきたことを認められただけでもスッキリしました。

相談者さんの、新しい熱意の先が見つかりますように。

 

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