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今月も、季節の達人 桃代さんからお花のヒントが届きました。

雨が多くなるせいかなんだかしっとりとした気分になる6月、上品で優しい紫のお花が気分。

今月はそんな紫をテーマに、素敵なお花の飾り方を教えていただきます。

梅雨の時期にきれいに咲き始める花といえば紫陽花ですが(漢字に「紫」と入っているように紫や青の紫陽花は特にきれいですよね)、今回は王道の紫陽花ではなく、あえて違う紫のお花たちで梅雨を楽しんでみようという提案です。

 

初級編:おすすめの紫の花と飾り方

一輪でも十分存在感のある紫の美しいお花たち。

主役となる紫のお花を選んだら、お好みでグリーンを入れたりしながらバランスをとり、花器はキッチンにあるようなものでOKです。

もともと上品で高貴な印象のある紫には、王道の白い花瓶などでは少しシックになりすぎてしまうことも。

あえてブルーやネイビーの花器を合わせてちょっぴりカジュアルにするのが桃代さん流です。

 

矢車菊×ココット

繊細で美しい紫の矢車菊には、小花のついたキャットミントを添えて。
ネイビーのココットで、締め色コンビです。

 

アスター×マグカップ

菊ですが、ブルーのブリキマグと飾るとこんな雰囲気に!
葉っぱがしっかりしていて花留め効果があるので、どっしりした花器にも飾りやすいです。

 

黒ほおづき×デザートグラス

涼しげな黒ほおづきは、透明のデザートグラスに。
花開く前の姿が愛おしいですね。

 

クレマチス×空き缶

紫色の花弁がくるんとカールをしていて可愛らしいクレマチス。
こんなふうに花器から垂らすように飾っても可愛いですし、一輪だけで飾るのも存在感があっておすすめです。
ツル性のお花を生けるときは、その花の向きに従って生けてあげるとまとまります。

 

上級編:紫の花たちを上手に使ったフラワーアレンジメント

次はちょっとチャレンジ。
色々な紫の美しさが楽しめるフラワーアレンジメントにおすすめのお花をご紹介します。

少し難しそうに見えるかもしれませんが、基本さえ知っていれば、誰でもセンスのいいアレンジメントが楽しめますよ。

1.土台作り
アレンジは、まず器に水を含ませたオアシスを入れます。

2.ベースのグリーン
前後左右高さを決めるグリーンをオアシスに挿していきます。
このアレンジにはドウダンツツジを使いました。

3.主役のお花
視線を集めるポイントとして、色の濃くて大きい花を入れます。
レースのような花びらが美しいトルコギキョウを使いました。

4.準主役のお花
次に色を見ながら、準主役の薄い紫を入れていきます。
このアレンジではバラを使いました。

5.バランスをとる動きのあるお花
動きを出すときに使いやすい長いブルーレース。
つぼみや花に分けて挿していきます。

6.すきまを埋める
さりげなく紫色がかったエリンジューム。
アレンジのさみしいなと思うところを埋めていきます。

7.アクセントを投入
最後にところどころアクセントとなるようなお花を挿して仕上げていきます。
このアレンジではベロニカ、クレマチス、利休草を使いました。

これで完成!
一口に「紫」といってもこんなにいろんな表情があるんだなあとしみじみ。

紫の美しいお花たちは、梅雨の時期のじめじめとした部屋の空気や私たちの気分までちょっとだけ軽やかにしてくれるはず。

まずはテーブルの上に一輪でもいいので、おうちで過ごす時間が豊かになるお花の習慣を始めてみてはいかがでしょうか。

それでは来月もお楽しみに。