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大きな声では言いづらいちょっとした悩みや、あえて近い存在のひとには話しにくい悩みは誰にでもあるもの…。

この連載では、Weekender編集部のみなさまから匿名で募集したお悩みに、NEXTWEEKEND編集長 村上萌が答えていきます。

今日ご紹介するのは、相手が嬉しい言葉を選ぶコツに迷えるWeekenderさんのお悩みです。

誕生日のメッセージカードに書く言葉がいつも同じで、他にももっと言葉は沢山あるはずなのになんでこれしか書けないんだ…。と思うことがあります。
萌さんは、どんな瞬間に言葉を見つけてますか?
いつもの私は「お誕生日おめでとう」の後につまって、しまいには「いい年になりますように」というありきたりな言葉で終わります。
誕生日に限らず、相手が嬉しい言葉を選ぶコツを教えていただけたらと思います。
(26歳・女性) 

日頃から誰かの言葉に対して「何でこの人は今この発言したのかな?」と、よく考察することだと思います。

ネガティブなこともポジティブなことも、発言に至るまでにはその人の頭の中で色々な思考があったり、たとえ自分が無意識だったとしても人間関係で何かあって心境に変化があったりと、「言葉」という形に現れるまでには経緯というものがあるはずです。

むしろ、人柄を現す「言葉」というものは、実は思考や心境の果てにある末端で、自分の言葉も、誰かの言葉も、その裏側にある真意というものをいかに言葉に変え、そして汲み取るか、というのがコミュニケーションにおいてはとっても重要なことだと思うのです。

そして常にそれを想像してみると、「よく考えたら、あぁ言うのも無理ないよな」とか「なんて深みのある言葉を与えてくれたんだ…!」と、相手を理解する幅が広がっていくはずです。

それが習慣になると、きっと自分が言葉を発する際も、相手を傷つけてしまう言葉、喜んでもらえる言葉を選ぶスピードは格段に速くなるはずです。

せっかく誕生日にカードを書くのであれば、義理でカードをつけるのではなく、たった5分でも良いので相手のことだけを考える時間に充ててみるのはいかがでしょうか。

褒められて嫌な気がする人はいません。
2人の間には色々な思い出があるかもしれませんが、誕生日プレゼントを贈る相手ならば、その人の好きなところを挙げることは、きっとできるはず。

普段は恥ずかしくて伝えづらいかもしれませんが、一年に一回くらいは相手の好きなところを沢山書いて贈ってみるのがおすすめです。

ちなみに締め言葉ですが、私は以前年上の女性からいただいたカードに「27歳が、萌ちゃんにとって忘れられないとびっきりの一年になりますように」という言葉があって、俄然やる気が出た記憶があります。(もう3年も前の話ですが…。)

相談者さんがよく使われるという「いい年になりますように」と意味は同じですが、それに少しの飾りをつけるだけで、ぐっと印象深い言葉になったりもします。

言葉を単なる発言とせずに、より深く伝わるためには…?を楽しんで、ぜひ日頃から言葉遊びを心がけてみてくださいね。

相談者さんにとって2017年が、忘れられないとびっきりの一年になりますように…!(笑)